LicenseKeyを管理する

LicenseKeyはデータベースに保管することができます。

ここに保管されたLicenseKeyが有効期間内であった場合、ログイン画面のLicenseKey入力欄へ自動的に挿入されます。

これによって、LicenseKeyをログインの度に毎度入力する必要がなくなり、また社内でも必要以上に広い範囲にLicenseKeyを公開することなくPower Viewerを運用することが可能となります。

なお、LicenseKey一覧はAdminユーザーとしてログインしている場合のみ表示されます。
追加/削除もAdminユーザーにのみ可能です。

目次

LicenseKeyの追加

LicenseKeyの追加はAddボタンから行います。
Addボタンをクリックし、契約時に受け取ったLicenseKeyをそのまま入力してください。

入力されたLicenseKeyはLicenseKeys Viewの一覧に追加されます。

LicenseKeyの削除

有効期間が過ぎたLicenseKeyや入力ミスで誤って追加したLicenseKeyなどはRemoveボタンから削除します。

Effective Date

前8桁が日付を意味する数値になっており、有効期間の開始日を意味します。

ただしこれはLicenseKeyを受け取ったユーザーにわかりやすいようそのような文字列を使っているだけで、有効性の判断は別のロジックで行われています。

ログイン画面での呼び出し

LicenseKeyを登録しておくことのメリットの1つはログイン画面での入力が自動化されることです。

ログイン画面が開くとき、登録済のLicenseKeyのうちEffective Dateが最も新しいものを呼び出して画面に入力します。

LicenseKeyのオプション

LicenseKeyの中には、Power Viewerの一部機能を制御するいくつかのオプション情報が埋め込まれているものがあります。オプション制御の影響を受けるのはそのLicenseKeyを使ってログインしたユーザーです。

各社の運用に沿うようヒアリングの上、LicenseKeyを発行しますので、詳細はLicenseKey発行時にご確認ください。

OpenPDFInDefaultApp

PDF Viewerの隣にあるOpenPDFInDefaultAppボタン(PDFを既定のアプリ(Adobe Acrobatなど)で開くボタン)が使えるユーザーを制限します。Defaultは制限しません。

選択肢
  • Default
  • Admin Only
  • RegisteredUsers Only

制限されていない状態

制限された状態

SubmissionUnitsOpen

SubmissionUnits画面でOpenボタンを押せるユーザーを制限します。Defaultは制限しません。

選択肢
  • Default
  • Admin Only
  • RegisteredUsers Only

制限されていない状態

制限された状態

PDFTextCopy

PDF Viewerのテキストを一括選択するボタンとクリップボードへコピーするボタンを使えるユーザーを制限します。Defaultは制限しません。

テキストを一括選択するボタンとクリップボードへコピーするボタンの両方を制限するオプションであり、クリップボードへコピーするボタンのみを制限し、テキスト一括選択のボタンを有効化するといったことはできません。

選択肢
  • Default
  • Admin Only
  • RegisteredUsers Only

制限されていない状態

制限された状態

DocumentsSearch

Documents画面でFilterボタンを押せるユーザーを制限します。Defaultは制限しません。

なお、ボタンが有効であっても、結果として一覧表示されるDocumentはそのユーザーがアクセス権を持ったDocumentに限定されます。

選択肢
  • Default
  • Admin Only
  • RegisteredUsers Only

制限されていない状態

制限された状態

ErrorReport

ワンクリック報告を利用できるユーザーを制限します。Defaultは制限しません。

選択肢
  • Default
  • Admin Only
  • RegisteredUsers Only

ワンクリック報告は、
□上記内容を理解し、ワンクリック報告を利用します。
のチェックを入れるとワンクリック報告ボタンが有効化され、利用可能になります。

制限された状態では、
□上記内容を理解し、ワンクリック報告を利用します。
が無効化されており、チェックを入れることができないため、ワンクリック報告ボタンも有効化されません。

ワンクリック報告
アプリケーションの実行中、予期しないエラーが発生した場合、そのエラーをキャッチし、エラーログを表示します。この画面では、ワンクリック報告というどんな状況でエラーが発生したかを開発者へ報告するアクションが可能です。ワンクリック報告の利用は任意ですが、情報提供にご協力いただければ幸いです。

ForcedApplicationID

SubmissionUnitを追加する際、Application IDを強制的に書き換える機能を無効にします。この機能自体がAdminユーザーにしか利用できない機能であるため、選択肢はAdminユーザーが使えるか、使えないかの二択です。Not UseのLicenseKeyで運用すれば、誤って使用することを避けることが出来ます。Defaultは無効にしません。

ApplicationIDを書き換えて登録する機能は、限定的な状況(Swissmedic仕様のv3.2.2の0000を0001の後に登録する場合など)で有効ですが、基本的には使うべきではない機能であり、Not Useで運用することを推奨します。

選択肢
  • Default
  • Not Use

制限されていない状態

Forced Application IDのテキストボックスが見えています。

制限された状態

Connection

ログイン時、ユーザーの選択した接続Type設定を上書きします。どのTypeを選択してログインしようとしたユーザーであっても、このオプションが設定されていた場合、そのオプションで指定したTypeを選択したことになります。

Defaultは上書きしません。ログイン時にユーザーが選択した接続Typeが適用されます。

このオプションは、接続テスト用アプリで予め利用環境に適した接続方式のTypeを調べておくことを前提としたオプションです。

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