SubmissionUnits画面では、SubmissionUnitの追加、確認、編集、削除を行います。
Power Viewerでは、v4.0でもv3.2.2でも、xmlに対応する概念としてSubmissionUnitを用意しています。
SubmissionUnitはPower Viewerのデータベース管理において、最も重要な要素です。
Power ViewerへのeCTDの登録は、SubmissionUnitの追加によって行います。
追加
SubmissionUnitを追加するには、Addボタンをクリックします。
AddボタンをクリックするとSubmissionUnit追加のダイアログが出てきます。これ以降は以下のページを参照ください。
確認・編集
任意のSubmissionUnitのOpenボタンをクリックすると、そのSubmissionUnitの詳細情報を確認できる画面に遷移します。
この画面で、SubmissionUnitの確認と編集を行います。
- ID
-
SubmissionUnitのIDです。編集不可です。
v4.0の場合、submissionunit.xml由来の値です。//submissionUnit/id@root
v3.2.2の場合、index.xmlのMD5の値を使用しています。
- Sequence Number
-
ライフサイクルの番号です。編集不可です。
v4.0の場合、submissionunit.xml由来の値です。//sequenceNumber@value
v3.2.2の場合、Power Viewer独自の解釈で認識しています。
- Description
-
説明文です。編集可能です。
- Submission Status
-
未提出か提出済かを示します。編集可能です。
提出済の場合、このSubmissionUnitで提出されたDocumentは他Applicationからの再利用が可能となります。
- Submission Date
-
提出日です。編集可能です。
未来の日付を入力しても、未提出扱いにはなりません。
- PDFInfo Registered
-
このSubmissionUnitに含まれるDocumentが参照しているPDFのページ情報とリンク情報が保存されている場合、赤いアイコンが現れます。
ボタンではないので、クリックしても何も起きません。
eCTD閲覧時に読み込みに行くXmlのPathです。
SubmissionUnit追加時に登録する他、Pathだけを後から追加することが可能です。
- Priority
-
eCTD閲覧時に読み込みに行く際の優先度です。
優先度の数字の小さい順番に読み込みを試行し、読み込むことが出来た最初のPathのXmlを使用します。登録時のSubmissionUnitとチェックサム値が一致するxmlのみを読み込みます。
- Path
-
submissionunit.xmlあるいはindex.xmlへのパスです。
- Format
-
パスが絶対パスか相対パスかの情報です。相対パスの場合、databaseフォルダを起点とします。
databaseフォルダのパスは設定画面で確認できます。設定を確認/変更する 設定画面では、設定の確認と変更を行います。 Settingsは変更が可能な設定、Informationは確認のみ可能な情報です。 【Settings】 PDFInfo Load eCTDを開いた時、PDFの…
Xml Pathの登録
パスのフォーマットとパスを入力し、Xml Path Addボタンをクリックすると、Xml Pathを登録することができます。
Xml Pathの削除
Xml Pathのリストを選択し、Xml Path RemoveをクリックすることでXml Pathを削除することができます。
削除
Removeボタンをクリックすると、SubmissionUnitを削除できます。
一括インポート
特定のフォーマットでSubmissionUnitの情報を入力したCSVファイルを取りこむことで、複数のSubmissionUnitを一括で登録することができます。
一括インポートでSubmissionUnitを追加する場合、1つずつSubmissionUnitを追加する場合と違い、以下の制約があります。
- CopyFilesオプションがOnにできない
- PDF情報の登録オプションがOnにできない
カラム | 入力例 | 説明 |
---|---|---|
TargetFolder | C:/aaa/bbb/ccc/database/20250101099/1 | submissionunit.xmlあるいはindex.xmlが入っているフォルダの絶対パス |
Description | サンプル申請 | 説明文 |
SubmissionStatus | 0 | 提出済なら0 未提出なら1 |
SubmissionDate | 2020-01-23 | 提出日 |
XmlPath1 | 20250101099/1/submissionunit.xml | submissionunit.xmlあるいはindex.xmlのパス |
XmlPathFormat1 | 1 | XmlPath1のフォーマット 0なら絶対パス 1なら相対パス |
XmlPath2 | F:ddd/database/20250101099/1/submissionunit.xml | XmlPath1と同様 |
XmlPathFormat2 | 0 | XmlPathFormat1と同様 |
XmlPath3 | ../../../fff/20250101099/1/submissionunit.xml | XmlPath1と同様 |
XmlPathFormat3 | 1 | XmlPathFormat1と同様 |
XmlPath4 | XmlPath1と同様 | |
XmlPathFormat4 | XmlPathFormat1と同様 |
XmlPathとXmlPathFormatは必ずセットで入力する必要があり、XmlPathFormatが空の場合、対応するXmlPathは無視されます。
BulkImportWindowが開きます。
CSVファイルの情報が取り込まれ、各行のValidチェックボックスが埋まります。
Power ViewerがTargetFolderのパスをeCTDとして認識できない場合、チェックがつきません。
各行のTargetFolderをもとにSubmissionUnitを読み込みます。
Power ViewerがTargetFolderのパスを適切なeCTDとして認識できない場合、チェックがつきません
(Step4とは少し判断基準が異なります)。
前Stepで読み込んだSubmissionUnitをPower Viewerのデータベースに登録することが可能かを確認します。
全ての情報をPower Viewerデータベースに登録します。